Cx0011 - 雪中放置プレイ

雪が肌に突き刺さるたびに、感覚が薄れていく。
でも、それが怖いわけじゃなかった。
冷たさと羞恥と、見られているという意識だけが、
身体の奥でかすかに熱を灯していた。
誰かが見ている。けれど、誰も助けてくれない。
そう思った瞬間、指先がまた小さく震えた。